さかなクン(本名:宮澤 正之)さんはハコフグの帽子がトレードマークの魚類学者。
親しみやすいキャラクター性と分かりやすい解説が人気で、テレビ番組でもよく見かけますよね。
博識なのは子どものころからの英才教育?実家はお金持ちだったの?
今回は、さかなクンの実家がお金持ちなのかどうか調査しました。
- さかなクンの実家はお金持ちかどうか
- さかなクンの実家の家族はどんな人なのか
- さかなクンの実家がお金持ちだといわれている理由
お父さんはプロの囲碁棋士ですが、棋士の収入は特別多いわけではないようです。
ではなぜお金持ちだという噂があるのか、SNSや世間の声を参考に調査しました。
さかなクンの実家はどこ?
さかなクンの実家は千葉県館山市で、現在もお母さん・2歳上のお兄さんと住んでいます。
房総半島の南端に位置し、漁業が盛んな館山湾に面しているので、研究にちょうどよい立地なのかもしれませんね。
さかなクンの出身地は東京都葛飾区ですが、4歳のときに家族で神奈川県綾瀬市に引っ越しました。
綾瀬市は横浜や東京に通う人のベッドタウンとして知られ、相模川沿いに住宅地が点在する自然豊かな地域です。
高校を卒業するまで、神奈川県綾瀬市で暮らしており、半生を描いた映画「さかなのこ」のロケは綾瀬市でも行われました。
出身校の北の台小・中学校もロケ地として登場しました!
現在、住んでいる館山市には2000年頃に移住し、自宅には魚の飼育施設「フィッシュハウス」が併設されています。
仕事などで不在のときは、同居するお母さんやお兄さんが魚の世話をしているそうです。
さかなクンの実家はお金持ちって噂は本当?両親の職業は?
お金持ちだという噂を確かめるため、ご両親の仕事やご本人とのエピソードを調べてみました。
お父さんはプロの囲碁棋士・お母さんは主婦とのことですが、どのような暮らしだったのか見ていきましょう。
お父さんの職業:プロ囲碁棋士
さかなクンのお父さんはプロの囲碁棋士である宮澤吾朗九段です。
囲碁棋士の年収は数百万から数千万と幅広く、実力によって決まるため、一概にいくらと言い切るのは難しそうです。
名人戦など一部のタイトル戦には賞金3,000万円を超えるものもありますが、宮澤吾朗九段は実力者ながらタイトル保持者ではありません。
ただ、賞金ランキングトップ20にランクインする時期もあり、指導料などもあわせればそれなりに収入があったと考えられます。
さかなクン、のん主演映画『さかなのこ』で描かれなかった“酒と暴力”の囲碁プロ父・宮沢吾朗九段との「断絶20年」https://t.co/A7MN8XcQHR
— showgunn (@showgunn) September 12, 2022
さかなクンのお父さんは昔ながらの男性で、
現在は、お父さんのみ埼玉県で暮らしているようです。
お母さんの職業:主婦
お母さんの職業や年収に関する情報は見当たりませんでした。
魚一筋で学校の成績が悪くても叱らず、魚への情熱を応援し続けてくれたお母さんとのこと。
タコに興味があればマダコを丸ごと買ってきて、飼育するのを許してくれたというエピソードはよく知られています。
毎週水族館に連れて行ってくれるなど、とことん付き合ってくれたそうです
旧姓は「井戸田」で、スピードワゴンの井戸田潤さんの親戚であることが井戸田さんのYouTubeチャンネルで語られていました。
さかなクンの実家がお金持ちと言われてる理由とは?
お金持ちだという確たる証拠がないのに、なぜそのように言われるのか調べてみました。
いくつかのエピソードをまとめると、次の3つが理由として挙げられます。
- 知識量が豊富だから
- 態度や話し方がていねいだから
- 楽器や絵が得意だから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 知識量が豊富だから
高校生のときに「TVチャンピオン」で5連覇、現在は東京海洋大学客員教授をつとめるさかなクン。
勉強ができるのだから、教育熱心なお金持ちのおうちで育ったのでは?と思う人もいるでしょう。
しかし、実際は小中高は公立校、東京水産大学を目指したけど不合格で日本動物植物専門学院(現在は廃校)に進学しています。
学校の勉強は苦手だったようで、高校の三者面談で授業に集中していないと注意されたことも。
そんなときも、お母さんは叱らず、思いのままに魚に熱中するご本人を見守っていたそうです。
子どもの興味を伸ばすお母さんの教育方針がキーだったみたいですね!
2. 態度や話し方がていねいだから
「ギョギョギョ!」といった口癖が有名ですが、いつも謙虚で子どもに対してもていねいな口調で親しまれていますよね。
去年、実際にさかなクンの講義を学校で聞かせていただきました。
— 駒井亜紀子 (@akiko_komai) February 13, 2020
丁寧で分かりやすい話し方、原寸大で描く魚の絵の圧倒的なうまさ、教室が劇場と化すパフォーマンス力、そして誰にでも謙虚で柔らかい物腰。
素晴らしい知識をお持ちなのに決して偉ぶらない人間性に物凄く感動しました。尊敬します。 https://t.co/8H6hlSmVx1
こうした言動は、実家がお金持ちで育ちがいいことに由来すると思われているようです。
「TVチャンピオン」出演時の高校生のころから、腰が低く、何度もお辞儀をする様子が記録されています。
TVチャンピオン復活記念
— アラクレ (@arakure555) December 8, 2023
大食い選手権の赤阪さん
魚通のさかなクンの名場面より
個人的にはTVチャンピオン3で田中信夫さんの声がもう聞けないのがとても寂しい(2018年に他界)@retoro_mode pic.twitter.com/z4JPanhJeT
また、プロ囲碁棋士のお父さんと違って、勝負の世界は苦手だと話していました。
やわらかな物腰は、育ちのよさというより、もともとの性格から来るものなのかもしれませんね。
3. 楽器や絵が得意だから
サクソフォンやバスクラリネットなど、木管楽器を中心にいろいろな楽器を演奏できるなさかなクン。
キリン「氷結」のCMで東京スカパラダイスオーケストラとコラボしたこともあります。
ただ、楽器が得意なのは英才教育ではなく、中学・高校で吹奏楽部だったからとのこと。
また、イラストレーターとしての肩書もあり、精密な魚の絵が水族館に展示されることも。
こちらも、絵画教室などに通っていたのではなく、小さいころから絵が好きだったためとお母さんがテレビ番組で話していました。
まとめ
さかなクンの実家がお金持ちなのか、ご両親の仕事やエピソードを紹介しました。
さかなクンのお父さんはプロの囲碁棋士ですが、お金持ちとは言い切れず一般家庭だった可能性が高いでしょう。
魚類研究者としての原点は、子どもの興味を応援してくれるお母さんの教育方針にあったようです。
TVや著作、アカデミック分野など、これからもいろいろな方面から魚の研究に貢献されることでしょう!
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